「武の道は『姿』なり」
2024.11.07
☆「武の道は『姿』なり」
我が師、極真空手創始者「大山倍達」総裁の「座右の銘」の中にある名言。
艱難辛苦の修行(空手も人生も含めて)の末、内部に宿った気配、エネルギー、魂が滲み出た、溢れ出た「姿」「姿勢」によって、無意識のうちに「機先を制する」レベルに達する事は簡単な事ではなく、それを目標にしているうちは、それに達する事は難しく、心身の「強さ」を求めて、ひたすら修行に明け暮れた者のみが到達出来る境地であると思う。
昔の極真の諸先輩方は、その生死に値する「稽古」を継続する事で、内面から滲み出る凄まじいオーラを身にまとうようになった。
今回の大山泰彦師範の動画には、レーガン元大統領の息子さんが、大山茂師範とその稽古に憧れて入門した経緯が出ているが、大山茂師範、泰彦師範、三浦美幸師範、岸信行師範をはじめ、たくさんの師範方に憧れて、私も「師範方のようになりたい」と思って修行時代を送って来たし、今でもそう思っている。
私の場合、寿命を果たすまでに、そこに達する事が出来るかどうかは極めて難しいだろう。
私は「大山倍達」総裁の身近で空手修行が出来た事は大きな財産であり「宝」であるが、大山茂師範、泰彦師範をはじめとする諸先輩方と稽古をされた経験がある方々(お弟子さんを含めて)を、本当に羨ましく思う。
まだ大山茂師範、泰彦師範が極真にいらっしゃる時、毎年の全日本大会で来日された際、大山泰彦師範が内弟子の若獅子寮に来て、色々とお話をして下さった事が、私の中で唯一の救いになっている。
泰彦師範の動画、いつも勉強になります。
ありがとうございます😊。
「武の道は『姿』なり」………道は続く………。押忍
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