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「大山倍達」総裁への手紙

2023.04.13

☆「大山倍達」総裁への手紙

写真の大山倍達総裁のスーツ一式をお譲り下さった「闘道館」館長の泉 高志さんから、昔私が大山総裁宛に書いた手紙を送って頂きました(闘道館は格闘技全般のプレミア商品を取り扱っているショップの老舗)。

泉館長からのメッセージには次のように書かれていました。
「……本日、たまたま品物を整理しておりましたら、柚井先生のお手紙が出て来ました。
余りのタイミングで本当に驚きました。日付けを見ると、平成6年1月。
総裁が亡くなる数ヶ月前ですね。
きちんと封が切られ、総裁が生前に読まれていたことが伺えます。
このタイミングは総裁が天国から、『一緒に同封してくれ』と、メッセージを頂いた気がします。
ご不要だったかもしれませんが、領収書と一緒に送らせて頂きます。……」

泉館長、お気遣い頂きまして本当にありがとうございました。

亡くなる3ヶ月前、この大山総裁に宛てた手紙は、東京での生活に区切りを付けて、静岡に戻っていた時に書きました。

東京にまだいる頃、大山総裁の勧めでドイツ・ベルリンで開催された「マス大山カップ」というヨーロッパ大会に、後輩の石田伸太と出場し、一回戦後の試合と試合の合間にやる試し割りで右腕の尺骨を骨折したまま、2回戦、3回戦、4回戦を闘った事で、尺骨は粉々になり、それが治るのに1年以上掛かったため、そこで東京での生活に一区切りをつけようとしたのでした。
何かの件で、私とウルリカが大山総裁に呼ばれて、極真会館の4階(以前のご自宅)に行くと、大山総裁が「キミ、申し訳なかった。腕は大丈夫か?」と総裁の勧めで出場した大会での怪我だったため、ご心配して頂いたのですが、自分自身の未熟さで起きた怪我であり、ヨーロッパの強豪相手に試合が出来た大きなプラスを得ていたので、総裁のお気遣いに恐縮してばかりいました。
その時に、私は総本部正指導員、ウルリカは国際秘書で、2人とも極真会館職員としての復帰のお話も頂いたのですが(私は少し前に総裁と意見が対立して正指導員を退職していました)、静岡に戻るつもりでいる事を後日、総裁に手紙に書いてお断りしていました。

静岡に戻っても腕の骨折で2年間試合に出ていなかった事が心残りであったため、全関東大会に出ようと思い、静岡の大石師範に許可をもらって、毎週月曜日に総本部道場に通わせて頂きたい旨の報告を大山総裁に書いたのが写真の手紙です(当時、後輩の杉村たちがやっていた選手稽古に出るためでした)。

話が逸れてしまいましたが、大山総裁はあの手紙を読まれて、捨てずに残して下さっていた事が、今回の泉館長のお陰でわかりました。

偶然に思える、この手のパターンは故人からのメッセージ的な要素が強いですから

「キミ、また空手をしっかりやりなさい。」

と大山総裁が叱咤激励して下さっているのだとプラスに考えます。

コロナ騒動明け一年目の今年、確実な歩みを進めたいと思います。

素晴らしい「ご縁」に感謝致します。

大山総裁、泉館長、ありがとうございました。押忍

bujutsudaishizen.com

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