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ポーランド

2023.02.06

☆昔懐かしい写真。

写真1枚目は私が大山倍達総裁の内弟子として若獅子寮に入って1年後、秦先輩、黒岡先輩、三村先輩、平田先輩、岩田先輩、河西先輩の卒寮式の時のもの。

2枚目は大山総裁の著書「我が武道教育」の裏表紙の写真。
☆1枚目、2枚目ともに、私が何処にいるのかわかりますね^_^。

3枚目は、当時ポーランドから来て若獅子寮に入り、約1年間寮生活をしながら稽古をし、研鑽に励んでいた「スワボミル・ミレツキ」通称「スワベック」。
写真1枚目三列目左端、写真2枚目三列目右端に私たちと一緒に写っている。

スワベックは緑帯で来日して、黒帯を取得し、その努力と真面目さを買われ、日本滞在中に大山総裁から特別枠でポーランド代表🇵🇱として、第3回世界大会に出場して帰国した。

当時のポーランド経済事情がわかるような、ペラペラの手作りの緑帯を締めて来日したスワベックを見て私は「こいつ、苦労してるんだな」と思い、ポーランドから来た後輩スワベックに極力話掛けた。
その後、若獅子寮に入って来たオランダ🇳🇱の「マンスール・イブラヒム」(写真2枚目私の隣)とも仲良くなった私は、スワベック、マンスールと行動を共にする事が増えた。
(スワベックは残念ながら1996年に交通事故で他界)

ここから本題に入る。
ポーランド古参のある先生が「大山総裁の内弟子だったポーランド人は私一人だけ」という事で、スワベックの経歴を否定する動きをしているという情報をポーランド極真関係者から得た。
私には、この先生こそ若獅子寮に長期滞在して内弟子修行をしたという記憶がない。
この先生、総本部道場に稽古に来て何回か若獅子寮に宿泊した事を1年間内弟子になったとデマカセ言っているのか、全くの嘘なのか。

しかし、私にはこの先生の事はどうでもいい。
一緒に稽古していたスワベックの空手修行がデタラメの嘘にされている事を放置しておけない。

私の頃はまだまだ理不尽さが残っている若獅子寮生活であったから、スワベックにとっても厳しい生活であったとは思うが、当時の生活環境が厳しいポーランドから来ていたから、さほど苦もなく普通に暮らしていたように思えた。

しかし、異国に来て、かなりの理不尽さが残る環境で頑張るのは並大抵の事ではない。
日本人の内弟子と違い、秘書室や受付のお金絡みの仕事はないし、大山総裁や秘書室のお使いを頼まれる事もなく、何より一番大変な^_^先輩方から様々な仕事を頼まれる事もないので、日本人よりは稽古に集中しやすい環境だが、スワベックは頑張っていた。
そして、その努力が大山総裁に認められて、黒帯になり、世界大会にも出た。

その経歴は決して否定されてはいけない。

私の中には海外から内弟子修行をしに来た稽古生たちに、ひとつの基準がある。
先に記したように、海外稽古生の若獅子寮生活には極真会館や大山総裁からの用事や、先輩方からの雑用などが無いため、厳しい修行の中にあっても、日本人内弟子よりは間違いなく過ごしやすい。

そこを本当に理解して「俺は極真の若獅子寮に住み込み、総本部道場で稽古したから凄いんだ!」ではなく、「私は空手修行を頑張っているが、日本人内弟子と比べたらまだまだ甘い。もっと自分自身に厳しくしないと」と謙虚な気持ちで気付いた海外稽古生こそ、本当の「内弟子修行」が出来た人間であると思っている。
これは半年、一年、三年など期間の長さは問題ではなく、謙虚さに目覚めた度合いで決まる。

私が内弟子の時代にはブラジルのアデミールさん、オーストラリアのキャメロンさんをはじめ、有名選手も若獅子寮生活を送っていた。

そういった方々と遜色ない空手修行をして、謙虚さも身に付けて帰国して行った、この時のスワベック(ポーランド🇵🇱)とマンスール(オランダ🇳🇱)。

既に他界しているスワベックの内弟子修行経歴を無かったものにしようとする動きがあるという事だが、私はスワベックの約一年に渡る内弟子修行を観て来た人間。

スワベックこそ、ポーランド極真唯一の大山倍達総裁・内弟子修行者である。

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