☆極真空手創始者・我が師「大山倍達」総裁が昔々使われていたカバンが、不思議なご縁で私の元へ来ました。

写真では、東南アジアの空手遠征の際、大山総裁の付き人として私が総裁の鞄持ちをしていますが、写真にあるそのカバンが私のところに来たのです。

このカバン、闘道館で販売されていたものですが、直ぐに売れてしまいました。
そして購入された方が、しばらくして「大山倍達　カバン」でたまたま検索したところ、私のブログに行き当たり(販売されて直ぐに私がカバンの思い出をブログに書きました)、このカバンと私の関係を知ったようです。

カバンを購入された方は、大山総裁が亡くなられた1994年に空手を始められましたが、途中で空手を辞めており、再び空手を再開された頃、このカバンが販売されている事を知り、大山総裁の遺品が売りに出され、何処の誰かわからない人に買われてしまうより良いだろうと思い、購入されたとの事でした。
私のブログを読まれてから、私のところにあった方が良いだろうと判断されたようで、お電話を下さって、無償で送って下さいました。
私が、高額なカバン購入の代金、送料をお支払いさせて頂きたいと何度も申し出ましたが「是非無償で」というお願いのため、ご厚意に甘えさせて頂く事になりました。

闘道館で販売された時に購入して引き取ろうかと強く思ったカバンでしたが、大山総裁の遺品を引き取り始めたらキリが無くなるため、大山総裁のスーツ一式購入を最後にしていました。

この度、お譲り下さったTさんには本当に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

カバンは修理に出して、私が使ってみたいと思います。

こういう「ご縁」があるのですね。

人生は不思議です。

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