継承|立川市の空手道場「国際空手道連盟・極真会館(力謝会)・仁心道場」では見学・無料体験を随時募集しています

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継承

2021.06.16

☆皆さんより、ひと足お先に「フルコンタクトKARATEマガジン」VOL64の東孝師範を偲ぶ特集、浜井識安師範の東師範との思い出を綴った記事を読んだ。感慨深いものがあった。

東師範は「極真会館」「大山倍達」という枠を飛び出して、独自の道場を持ち大成功された本当に数少ない偉大な先輩。
その組織は長田さんを中心とした形で受け継がれて行く。
現在、私がお世話になっている浜井師範もお嬢さんが二代目として引き継がれている。

私も浜井師範のお陰でまた「極真」を名乗り始めたが、極真を名乗っていない時もずっと「大山倍達」晩年の極真空手を継続していた事で、「武術大自然流・仁心道場」であっても、ハンガリー、ルーマニア、インドネシア、アメリカなど何度も招待されて、極真空手を伝えて来た。

私には道場の後継ぎはいないし、組織を作るつもりもない。
せっかく「大山倍達」のオリジナル極真空手を残していても一代限り。
それでいいと思っていた時に、極真を名乗っていなくても来て欲しいと連絡をくれた数々の海外道場のお陰で、もしかしたら少しでもオリジナルを遺せるかもしれない可能性が見えた。

再び極真を名乗ることで、オリジナル極真空手を伝えられる可能性は広がった。

大山倍達総裁時代の師範方が他界されていく昨今、私が出来る事をしなければいけないという事で、まず海外の道場に、大山総裁晩年の頃のオリジナル極真空手を稽古してみたい道場を募り、それを遺していく動きをしてみた。

日曜日にアメリカのある道場から連絡が来て、日本人の通訳を介して電話で質問を受けた。
1時間を超えたが、充実した時間だった。
世界中に希望する道場はあるから、今回の質疑応答を各道場に伝えると言っていた。
やはり、極真がバラバラに細分化されている今、しっかり受け継ぎたい道場はあるのだ。

私は組織を作るつもりは無いので、支部長や国代表は作らない。「この道場は大山倍達総裁のオリジナル極真空手を稽古している道場である」事を認可するだけ。

これまでの極真の歴史の中で、国代表、支部長の権力争いがどれだけ酷いかを散々見て来た。

誰が一番?誰が偉い?そんなことはどうでもいい。
そういう権威、権力に興味がない人間に、オリジナル極真空手を受け継いで欲しい。
限られた純粋な人間たちだけで充分。

残された年月を、純粋な空手家たちのために使いたいと、東孝師範の特集を読んで再認識した。

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