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42年前の約束

2025.07.15

☆「42年前の約束」

今回、私を招聘したポーランド極真🇵🇱のヤン師範との繋がりは、写真の墓地に眠る「スワボミル・ミレツキ」(私と一緒に写っている)、通称「スワベック」絡みの縁。

3〜4年前に突然、ヤンからメールが来て、ヤンはスワベックから空手を教えて貰った事があるらしく、スワベックが大山総裁の内弟子(ポーランド人🇵🇱唯一)であった事を証明して欲しいという事だった。
私はヤンの事は知らなかったけれど、スワベックの事は良く知っていたので、スワベックがポーランド人🇵🇱唯一の内弟子である事を文章で書いた。
ポーランド極真の古参の人間が、スワベックは内弟子ではなく、自分こそがポーランド人唯一の内弟子であったと嘘の情報を流していたので(つまり他界以前からスワベックの空手活動を邪魔していた)、私には真実を伝える義務が生じた。

それが切っ掛けで時々連絡を私にして来るようになったヤンが、2年前から私の「稽古会」に年2回ポーランド🇵🇱から通うようになった。
いくら、大山総裁の稽古体系、オリジナル極真空手を学びたいとはいえ、年に2回も継続して参加するのは普通ではない。
確か2回目の参加の時に「ポーランド🇵🇱の合宿、セミナーに来て頂けませんか」とお願いされたが、「もう疲れるから、海外からの空手セミナーの依頼は断っているんだよ。ごめんな」と即答して断った。
しかし、それでも継続してポーランド🇵🇱から日本まで参加するヤンを見て「これ、一回くらいはポーランド🇵🇱に行ってあげないと可哀想だな」と思うようになり、今年から7月のミネラルショーには出展しないため、スケジュール的には大丈夫な事から、「ハンガリー🇭🇺の後であれば、ポーランド🇵🇱に行けるよ」とヤンに連絡すると大喜び、今回のポーランド🇵🇱訪問になった。

ヤン師範が私にスワベック内弟子の証明を依頼しなければ、そして私の稽古会に通うようにならなければ、タイトルにある「42年前の約束」を果たす事は出来なかったかもしれない。

その「42年前の約束」とは……

私が大山倍達総裁の内弟子になって一年が経過した頃(茶帯になっていた)、ポーランド🇵🇱から1人の稽古生が若獅子寮に入って来た。
名前を「スワボミル・ミレツキ」といった。
暗い表情で堅い雰囲気、いかにも「共産圏から来ました」という感じだった。
緑帯を持っていたが、ペラペラの手作りのような緑帯を見て、私は「こいつ、苦労して来たんだろうな」と思うと同時に「こいつなら、内弟子生活に耐えられるかもしれない」と感じた。

私は日本人でも厳しく大変な内弟子生活を、海外から来てやり遂げようとする海外稽古生には頑張って欲しくて、厳しくも優しくも様々な局面でサポートして来た(但し、楽をしようとするヤツは徹底的に厳しくした^_^)。
そのため、スワベックとは距離が近くなり、仲が良かった。内弟子生活に慣れた頃には笑顔も見せるようになっていた。

大山総裁もスワベックの頑張りはわかっていて、少し遅れてオランダ🇳🇱から入って来た「マンスール・イブラヒム」と一緒に世界大会に出場出来る事になった。
ポーランド🇵🇱代表選手の一人として出場するスワベックは本当に緊張したと思う。
世界大会の試合は、小笠原さんに負けたのだが、この時に痛めた膝が中々治らず、ハードな稽古が出来なくなってしまっていた。
そのうち、ポーランド🇵🇱に帰国する事になったスワベックだが、仲良くなり始めに何回も約束した事「柚井先輩、いつか必ずポーランド🇵🇱に来て下さい!待っています!」を果たせぬまま、1996年に他界したと、ずっと後に知った。
もう連絡の仕様がない状態だったが、ずっと後にヤンから連絡があったため、スワベックがポーランド人唯一の内弟子である証明の文を書いた。
果たせなかった約束の罪滅ぼしもあった。

しかし、先に書いたようにヤンとの出会いが私をポーランド🇵🇱に運ぶ流れになって行った。

「42年前の約束」を果たせた今日、本当は生きているうちに会いたかったし、一緒に稽古もしたかったとしみじみ思ったが、半分でも果たせた約束にホッとした。

本来なら大山総裁のポーランド唯一の内弟子であったスワベックがポーランド🇵🇱の地に大山総裁の稽古体系&オリジナル極真空手を伝えるはずだったが、早くに他界してしまったため、後年それを引き継ぐようにヤン師範が私の稽古会参加のために日本に来て、私の心を動かしてポーランド🇵🇱に私を招き、大山総裁の稽古体系&オリジナル極真空手を初めてポーランド🇵🇱に持ち込む事になった。

今回のヤン師範が主催する空手セミナーは、ある意味「本来の一歩」になると思う。

全ては「スワベックの想い」に感応した人たちによる力の結晶に違いない。

「大会」「試合」「競技」で頭が一杯で、本家の日本でさえ大山総裁の稽古体系に興味がある人間は恐ろしい程少ないため、ポーランドに大勢いるとは思えないが、「本来の一歩」を示す、大きな刻印を残せるよう、いつも通り頑張ります。

押忍

bujutsudaishizen.com

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