作文
2015年11月29日、清武会トーナメント、入賞者作文
ひとこと
「組手の交流試合」
右田孝太
ぼくは11月29日の清武会トーナメントに出場しましたが、あまり良い結果が出せませんでした。だから、次の組手の交流試合は「絶対に優勝するぞ。」という気持ちで日々練習をしました。
清武会トーナメントが終わった次の週は稽古がなかったので、家で清武会トーナメントでいけなかったことを反省しながら練習しました。ぼくは前回の試合で相手の選手にお腹を打たれ、一本を取られてしまったので、家で腹筋や腕立て伏せなどをたくさんやりました。また、ぼくは試合でのスタミナを考え、ほぼ毎日学校から帰ってきたらランニングへ行っています。もう、一年以上続けています。金管バンドの放課後練習が5時くらいまであるときもあるので、とても苦しくて辛いと思うときもあったけど、くやしい思いをしたくなかったので一生懸命走りました。
また、家でもスタミナをつけるために愛美と歩美にミットを持ってもらって、30秒ラッシュをしました。一本一本意識して速く、強く、打つようにしました。
また、朝と夜の気温差が激しかったので、しっかり食べて、しっかり寝たり、練習のあとはすぐに汗をふいたりして体調管理に気を付けました。
それから、土曜日の青梅のけい古に行きました。ぼくは組手のとき、家でやっていることをしっかり意識しながら組手をやりました。また、頭の中で理想のイメージをしながら突きや蹴りを出しました。そしてその日は家に帰ってしっかり寝ました。
そして、いよいよ試合の一週間前になりました。ぼくは日に日にきんちょうするようになりました。
また、「今日はつかれたから空手の練習をしなくてもいいかな。」と思っても「いや、やっぱりだめだ。もう、前回の試合のようにくやしい思いをしたくない。」という意志がぼくの体を自然に動かしました。
それから、家でやる組手の練習は大変だったけど毎回、自分にきびしくやりました。もう疲れたと思っても「よし、ここからだ。」と思うように心がけました。また、愛美と歩美からアドバイスをもらったり、逆にぼくがアドバイスをしたりしました。
そして、水曜日の福生のけい古に行きました。その日は組手をやらずにハンドミットをやりました。そして、汗をかいたので家に帰ったらすぐお風呂に入って、ご飯をしっかり食べて寝ました。
そして次の日は空手の練習を家でやりました。いつも通り愛美と歩美にミットを持ってもらいました。その日はとても疲れていたけど、「よし、ここからだ。」と思うように意識していつも以上に練習しました。次の日は上砂のけい古に行きました。その日の上砂のけい古では少し多めに組手をやりました。ぼくは体力をつけるために、一生懸命動きました。また、顔面ガードをしっかり意識して動きました。それでその日のけい古は終わりました。
その次の日、いよいよ試合の前日になりました。その日は青梅のけい古に参加しました。ぼくは、組手のときしっかり良いイメージを頭と体にしみつかせるために、しっかり動きました。また、一本一本力強く打ちました。そうして、試合前日のけい古が終わりました。次の日が試合なので、ぼくは家に帰ったらしっかりご飯を食べて、お風呂でよく温まって寝ました。
そしていよいよ試合当日になりました。まず朝起きて思ったことは、「はっ!今日は組手の試合だ!」とビックリしました。また、そのことを思い出したと同時にとてもきんちょうしました。そして、朝ごはんを食べ、道着に着替えて家を出発しました。車に乗っているときは、とてもきんちょうしました。でも、「やるべきことはやってきた」と自分に何度も言い聞かせました。そして、いよいよ試合会場に着きました。試合会場にはまだ師範がいらっしゃらなかったので、先輩や後輩にあいさつをしました。それから、五分くらいしてから師範が到着しました。ぼくはしはんに大きな声であいさつをしました。それから10分後くらいに体育館の中に入りました。受付の人に大きな声であいさつをしたあとすぐに柔道場の中に入りました。そしてサポーターを付けました。しばらくしてから師範に「お前は中学生のクラスに入れてある。」と言われました。ぼくはビックリしたような、嬉しいような複雑な気持ちでした。でも、最終的にぼくは「一つ上のクラスでも絶対に優勝しよう」と思いました。
そして試合が始まりました。
一回戦目の対戦明いては田中理奈選手でした。きんちょうしていたら、あっというまに自分の番になってしまいました。師範の「始めっ!」という掛け声と共に試合が始まりました。最初は相手の突きがとても重かったけれど、スタミナが切れたので、「いける」と思って一気にラッシュをしました。練習でやっていた通り一本一本強く、速く打ちました。そして「やめっ!」の掛け声と同時に試合が終わりました。そしていよいよ、判定の時がきました。判定は
3-0でぼくが勝ちました。その時は本当に嬉しかったかです。その気持ちと同時に次の試合も絶対に勝とうと思いました。そして、次の試合は決勝戦でした。今回の試合は試合数が少なかったので、とてもビックリしました。次の試合の相手は奥田崇先輩でした。練習の時も崇先輩の突きや蹴りは重かったので、勝てるかどうかとても心配でした。でも、ぼくは自分の突きや蹴りをしっかり打っていい試合にしようと思いました。一回戦目でだいぶきんちょうはほぐれたので、あとは自分の実力を出すだけだと思いました。そして、自分の番になり、試合が始まりました。崇先輩の突きや蹴りはとても重くて、痛かったけど、ぼくも負けじと一生懸命突きや蹴りを出しました。そして、とても長く感じた1分30秒は終わりました。ついに判定の時がやってきました。
ぼくはとてもきんちょうしました。判定の結果は引き分けでした。ぼくは「よし、ここからだ。」と気持ちを切り替えて試合に挑みました。残り30秒ぐらいの時、もうスタミナが無くなりそうになってとても苦しかったけど、「相手も同じだ!」と思ってラッシュをしました。そして、試合が終わりました。ぼくは結果よりも「出せる力は出しきった」という気持ちでいっぱいでした。そしていよいよ判定の時がやってきました。判定は3-0でぼくが勝ちました。その時は跳びはねたいくらい嬉しかったです。でも、試合で優勝したからといって、油断せず、今回の試合の反省を活かして今後さらに上を目指したいと思います。
けい古をしてくださった師範、ウルリカ先生、先輩方、後輩のみなさん、応援してくださった保護者の方々、本当にありがとうございました。