「ニコラエ・トーマ」という「漢」
2023.09.14
☆ワシントンD.C.の道場責任者「ニコラエ・トーマ」という「漢」。
アメリカ🇺🇸在住のルーマニア人🇷🇴。
20年前に夢と希望を持って渡米。
全く英語が喋れないので、英語の学校に通い、朝から夕方まで建設絡みの肉体労働、夕方から子供たち数人に空手を教え、夜はクラブのバウンサー(用心棒)と3つの仕事を頑張り、努力した根性の漢。
空手は10代からルーマニア🇷🇴で始めており、昔の理不尽な稽古に、耐えて心身を磨いて来た。
トーマから私に連絡が来たのは5年前。
アメリカ🇺🇸の道場に来て稽古をつけて欲しいという。
会って、ひと目で勤勉で真面目なのがわかった。
大山倍達総裁のオリジナル極真空手を私から習いたいと言って、努力を惜しまない。
アメリカ🇺🇸という異国で、色々な差別も受けて来たであろう。
そんな中、少年の頃から継続して来た「極真空手」は大きな支えであり、群雄割拠のアメリカ空手の状況を考えれば、「大山倍達」のオリジナル極真空手を受け継いで、何処の道場にも負けない、社会貢献が出来る道場にしたいのだと思う。
彼は稽古中、誰よりも熱心で一生懸命に稽古をする。
私は彼の熱意に応えるべく、これからも大きな協力を惜しまない。
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