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オリジナル極真「征遠鎮」

2023.04.07

☆オリジナル極真「征遠鎮」

写真2枚目の「大山倍達」総裁と私が写っている写真の時に、極真史上初の「極真空手教則ビデオ」制作のための基本の統一が成されました。

そして、その教則ビデオ制作は「征遠鎮」の型の撮影だけ私は外され、女子部がやる事になった。
大山総裁が監修という、極真初の教則ビデオなので大山総裁が指揮を取るのは当たり前の事であるため、私は何の疑問も持たなかったが、何故「征遠鎮」だけ女子部にやらせたのか、その真意を探りたくなった。
教則ビデオでは「型の部」のオープニングで女子部4名の「征遠鎮」が流れ、詳細な動きのパートでは、女子部の吉田さん(写真)がやった。

この「征遠鎮」は、かつて大山道場で師範代をされ、大山総裁の右腕であった「石橋雅史」先生に総本部道場へ来て頂いて、先述の女子部4名に対して徹底的に「征遠鎮」を伝授して頂いた程、大山総裁はこの「征遠鎮」には拘り抜いた。
他の型は柚井にやらせて、征遠鎮は女子にやって貰うという大山総裁の方針だった。

石橋先生と女子部4名は一階道場で長時間に渡り稽古しており、私はどんな事をやっているのか気になっていた^_^。

そして、石橋先生から伝授された「征遠鎮」を女子部がやるのを観て、私が感じたのは「大山総裁は、女子部によって柔らかみのある円の動き、絶え間無く漲る円のエネルギーを表現したかったのではないか」という事。
直線的なものではなく、「円」「球」が持つバランスの良い、充実したエネルギーだ。

特にそれ以前にやっていたものと大きく違うのは二カ所「征遠鎮」写真一枚目の身体の前での腕の交差の時の極めて緩やかな円の動き(吉田さんの動きは緊張のため硬い^_^)、そして写真二枚目の掛け手と刺した抜き手の位置が上下で揃うところ(ズレない)。

この二カ所は石橋先生から女子部4名が特に強く注意を頂いたポイントだ。
(もちろん、他にも違うポイントはある)

これは極真のオリジナルでもあるが、石橋雅史先生直伝である事から「剛柔流」の流れが強い。

最初の極真の分裂の時、支部長協議会派にいた私は、いくつかオリジナルではなく型が変えられて行く中で「大山総裁が石橋先生を呼ばれてまで拘った型なので、この『征遠鎮』だけは変えないで欲しい」と願い出たが認めて貰えなかった。
松井先輩の組織でも型は次々と変えられて行った。

今、このオリジナル「征遠鎮」を行っている組織、道場は皆無に等しいだけではなく、これがオリジナルであるという事も大半が知らないのではないかと思う。
私も以前所属していた組織の頃に変わってしまった「征遠鎮」をやっているので、また元に戻そうと思う。

出来れば組織的に問題の無い道場は、是非このオリジナルの「征遠鎮」にして欲しいと強く願う。
極真空手創始者「大山倍達」総裁の思い入れが強い「征遠鎮」だから。

現在、私は空手未経験者にも開放した状況で「稽古会」を元極真会館総本部道場(池袋)と極真会館仁心道場(立川)で不定期に行っていますが、大山総裁が私たちに稽古をつけて下さっていた「黒帯研究会」をそのまま再現するものと交互にやるようにしたいと思っています(この黒帯研究会は緑帯以上の上級者が対象)。

このオリジナル「征遠鎮」も、この「黒帯研究会」でお伝えしますが、大山総裁の「黒帯研究会」ですから、(基本稽古は省略していましたが)回転の移動基本、裏の型を延々とやる地味で厳しい稽古です。

それをご理解頂ける場合は、是非参加されてみて下さい。
「稽古会」「黒帯研究会」の2本立てで、大山倍達総裁のオリジナル極真を、元極真会館総本部道場&仁心道場で継続出来ればと思います。

bujutsudaishizen.com

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