修行|立川市の空手道場「国際空手道連盟・極真会館(力謝会)・仁心道場」では見学・無料体験を随時募集しています

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修行

2019.08.01

☆ハンガリー🇭🇺サマーキャンプ初日。

この初日の晩御飯の時間、私は大変驚きました。

今の時代、これを良いと取るかどうかは人それぞれになるだろうと思いますが、この合宿は本当に「修行」なのだなと感じました。

私が音頭を取り「姿勢を正して、黙想!」「黙想やめ!いただきます!」と言って食べ始めようと膝を崩して胡座になろうとしましたが、皆んなが姿勢を正座のまま崩さない。「あれ?」と思い、シャンドル師範に「シャンドル、皆んな正座のままだがどういう事だ?」と質問すると、「押忍、師範。食事の最中は正座のままです。箸を使って食べるのも、正座したまま食べるのも修行のひとつです」という返事(もちろん会話は英語^_^)。

「オ〜ッ」と思い、皆んなを見ながら食べ始めたところ、一心不乱に黙々と皆んな黙って食べている。

再びシャンドル師範に、肘でつつきながら小声で「おいシャンドル、皆んな喋らないで食べているけど、喋ったらダメなのか?」と質問すると「押忍、師範。食事中は喋ってはいけません」という返事。

私は「エ〜ッ!!!」と大変驚き、そして感心してしまった‼️
大山総裁の内弟子時代と同じだ^_^!

思わず立ち上がり、皆んなの食事風景の写真を撮影。

ここはお寺か?!

大昔の日本の合宿なら、道場によってはそういうところもあったとは思うが、今は食事中は正座で私語厳禁の合宿なんて存在するのだろうか?

子供たちはこれで楽しいのか?とは思ったが、合宿の在り方、価値観がこの道場の稽古生たちは違うのだろうと想像出来た(他の海外合宿は食事中は会話を楽しんでいる)。

合宿は厳しい「修行」「学び」の場であると承知して、その充実感に楽しみ感を見出しているのだろう。
緩くなった一般世間、生活の中で合宿の際に本来の自分自身と向き合うことに充実感、楽しみを感じているに違いない。

食事の内容も、食べ放題ですが敢えて質素にしているようでした。

私は心の中で「ウ〜ン」と唸ってしまった。

これが良いか悪いかは責任者の考え方次第ですが、今の時代にこれを体験出来る稽古生たちは恵まれているなとつくづく感じました。

明日からの稽古、昔ながらの「厳しさ」を充実感に変えて貰えるように、私も頑張ろうと思いました。

ウチの道場は稽古中は相変わらず厳しいですが、食事中は親睦が楽しみのひとつなので、こんな感じにはしなくなりました。

何か、凄いものを観たような新鮮な気持ちになりました^_^。

「師範は自由にして下さい」とは言われましたが、私も皆んなと同じように正座のまま、私語厳禁で食事をしました。

押忍!

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