2015年12月20日、昇級・昇段審査レポート|立川市の空手道場「武術大自然流仁心道場」では見学・無料体験を随時募集しています

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昇段レポート

2015年12月20日、昇級・昇段審査レポート

ひとこと

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武術大自然流仁心道場の黒帯として

佐藤 明信

私は、平成27年3月8日、武術大自然流仁心道場にて、昇段審査の受審をさせていただき、昇段の許しをいただくことができました。

柚井師範、ウルリカ先生、長年にわたり、空手は勿論その他、多岐にわたる親身のこもったご指導本当にありがとうございます、感謝しております。

この度、私が昇段レポートを書くにあたり私との空手、柚井師範との出会い等から振りかえらせていただきます。

私が、静岡市竜南地区にあった極真空手大石道場に入門したのは、今から30年前の昭和60年、高校1年生になった4月になります。

私が、空手を習いたいと思ったのは、一般的と思いますが、やはり喧嘩に強くなりたいそれには、空手の中でも、半端なく強そうな極真空手しかないと思い、道場の門を叩きました。

当時の道場は、高校1年生の私には、経験したことのない空間で黒帯の先輩達の雰囲気は怖すぎて、とんでもない場所に来てしまったかなと思いました。

それでも、極真会と胸に刺繍された道着を着て稽古している自分に酔いながら、満足をしていたと思います。

それから、暫く稽古を続けていると黒帯の先輩で筋肉の塊のような体格で、体中から強さのオーラを強烈に発散させている人がおられました。

その人こそが、柚井師範でした。

15歳の私にも強い人とは、この人のことだと直感的に感じたことを覚えています。

その内、私も昇級していったところ、柚井師範から

「一緒に稽古しないか?」

と声を掛けていただきました。

決まった稽古日以外に稽古しようということでした。

私は、うれしくて稽古も始まっていないのに強くなった気がしました。

それから、師範や先輩方と一緒に稽古をさせていただきました。

道場でのサンドバッグ、縄跳び、ミット等の稽古をはじめ、普段の基本稽古や移動稽古や組手とは違う稽古は厳しく辛いものの、師範と一緒に稽古できることが嬉しくて既に気持ちは強くなっていました。

また時には、清水の三保の海岸で、砂浜ランニングをしたこともありました。

その時は、夜間であり、私があまりに遅いため独り取り残され、不安になってしまい、トボトボ走っていると師範が灯台で待っていてくれたこともありました。

また、強くなるには、食べて体を強く大きくしなければいけないということで、一緒に稽古していた先輩の大学の寮にお邪魔して、師範に水炊き鍋を作っていただいたこともありました。

師範の料理の腕前に驚き、また食事の量の多さには心底驚きました。

私は、高校生ということで、私なりに相当食べたつもりでしたが、ある程度で許してもらえましたが、他の先輩は何度もトイレに行っていました。

強くなるということは、胃袋さえも鍛えなければいけないのかと初めてわかりました。

その他、師範と一緒に出場させていただいた交流試合、師範が全日本選手権に出場されるための稽古など、師範といた時間は、いわば私の高校生時代の宝物であり、青春です。

そんな幸せな空手の稽古を高校生時代に経験させていただきながら、関東の大学に進学し、柚井師範が総本部に戻られ指導されているにもかかわらず、大学生活は、さほど空手に打ち込むことなく過ごしてしまいました。

その後、私は地元静岡に帰り、警察官として仕事に就き、生活が始まりました。

警察官としては、逮捕術という警察官が犯人を制圧逮捕するための武術の特別訓練選手または、機動隊など経験して、刑事課員としても勤務してきましたが、それら全てのときに、

私は、極真空手を稽古したんだ、柚井師範に指導受けたんだ、投げ出したり、あきらめたりしてはいけない

と、心の底には空手があったと思います。

そして、警察官として勤務を重ね、私生活では家庭も持ち、40歳を迎える年の今から6年前に柚井師範から、ご連絡をいただいたのです。

また、空手の稽古を始めてみないかという、お誘いの言葉でした。

師範は、人がどのような状況におかれているか、今その人には何が必要かと、直ぐに見抜かれるので、東京と静岡と離れていても、今の私には空手を稽古が必要だとわかり、

静岡で生活しながらも、東京で空手稽古をするように

と、声を掛けていただいたのだと思います。

私は師範に声を掛けていただいたうれしさと同時に、このなまった体で稽古ができるのか心配で空手稽古を始める前は、不安で仕方がなくなりました。

案の定、再入門して稽古を始めると、師範の稽古は厳しく、今でもそうですが、とても体も心もついていけず、ふがいない自分に情けない気持ちになりました。

また、稽古の激しさ、厳しさは勿論ですが、師範のあまりの強さにも驚きました。

師範は年齢を重ねても衰えることはなく、空手を突き詰めて稽古すると、このようになれるのかと思いました。

師範の稽古は厳しく激しいですが、それはただ肉体を苛め抜くだけではなく、稽古中、師範が指導される言葉は、一言々全てが普段の生活、心の持ち方等に必要で大切な言葉となっています。

特に師範から、

周囲を見ろ、自分ばかりがよければよい

のか

と何度も指導を受けます。

師範は、常に周囲を見て他人を思いやれ、自分さえ良ければ良いではいけない、他人を思う気持ちが自らも成長する、道場の稽古のなかでその精神を磨けという意味だと思います。

私は、恥ずかしながら全くできていないのですが、少しでも周囲を気遣う心を磨いて成長したいと思っています。

また、無論空手の技術についても、上級者合宿などで指導していただく実戦的空手は警察官として、正確に習得しなければならない技術ばかりです。

私も警察官として勤務年数はかなり経ちましたので、実際の逮捕の現場や犯人制圧等の経験は多数あったのですが、師範から指導受けた技術があれば、もっと安全に正確に対応できたのではないかと、思うことばかりです

そして、師範からは、空手以外でも精神的なもの、自然界についてや、人がなぜ生きているのか等指導を受け、それは私の心の拠り所になっています。

私の場合、11歳になる娘が重度の知的障害児であり、障害があるとわかってからは、悩み苦しい時期がありました。

それが、師範の下で再び稽古をさせていただいてからは、娘は私にとって意味があって生まれてきたもの、娘の存在は私にとってプラスでしかないものとわかり、娘といることが幸せに感じることができるようになりました。

その他、師範から心の持ち方等指導を受けてから、物事を肯定的に捉えることができ、全てのことは自分の心の在りようが招いていることに気付くことができました。

また、師範はメディテーションという瞑想するクラスを設けていただき、私は参加させていただいております。

このクラスの後は、非常にリラックスした気持ちになり、稽古の疲れや痛みが消えて心と体が楽になります。

おかげで、東京から静岡までの帰宅のためのドライブが眠くもならず、スッキリとした気持ちで帰宅することができ、毎回その効果に驚いています。

今まで述べたとおり、私は師範の下で稽古させていただいくも、精神も身体も仁心空手道場生としては不甲斐ないばかりなのですが

昨年の秋ころ師範から昇段審査を受審するように連絡を受けました。

そして、今年の3月8日昇段審査を受けさせていただきました。

審査の内容は、恥ずかしい限りの内容でした。

それでも、師範から黒帯をいだたくことができました。

師範から黒帯をいただいたときは、今から30年も前に師範にお会いできてよかった、

それから、師範と稽古させていただいたことなどが思い出され、感慨深い気持ちに浸されました。

私は、仁心空手の黒帯の資格はとてももっていませんが、師範から黒帯を授かった以上空手は勿論、人間的にも少しでも成長できるように精進したいと思います。

柚井師範、ウルリカ先生本当にありがとうございました。

押忍

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