『仁心道場、組手交流試合』作文|立川市の空手道場「国際空手道連盟・極真会館(力謝会)・仁心道場」では見学・無料体験を随時募集しています

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作文

『仁心道場、組手交流試合』作文

ひとこと

kazu

組手の交流試合で優勝したこと

青木和範

ぼくは、平成二十六年十二月二十一日の組手の交流試合、少年C小学四年生の部で優勝することができました。

ぼくは、小学一年生の三月から空手を始めて三年近くが経ちましたが、去年の夏頃から大きなスランプにおちこんでいました。

それは去年の夏の組手の練習試合でのこと、

準決勝戦を前に、以前負けた試合のことを思い出してしまい、〝負ける〟ことへのプレッシャーからさらに緊張してしまい、息がハァハァして気もちがわるくなり、吐いてしまって、不戦敗になってしまいました。今思えば自分の目標だった出久根先ぱいと対戦できるチャンスがあった試合でした。今でもあの時戦えなかった自分を後悔しています。その後、心にぽっかり穴があいてしまったように気合いが入らず、練習試合でも交流試合でもいつも一回戦目を勝つことができずに、敗者ふっかつ戦で何とか勝つことができていましたが、会場のふんいきにのまれてしまい、それまでけい古でやってきたこと、全力を出しきるということがまったくできなくなっていました。清武会での試合やマス大山メモリアルカップでは、初戦敗退が続きました。勝ちたい気持ちは強く持っていたのですが、けい古を一生けんめいしても気持ちばかりが空回りしてしまい、突きもけりも出なくなって動きがよけいにバラバラになっていってしまいました。師範からは「あれだけきついけい古をがんばったのに、けい古でできることが試合でできないのは心の弱さにあるのだろう。」と言われました。週四回休まずけい古にかよっていましたが、両親からは「けい古に通うことで満足してしまっていて、試合に向けたきびしい気持ちが足りない。」と言われました。そんなぼくだったからこそ、今回の試合は苦手な一回戦に絶対に勝つ!ことを目標にのぞみました。

試合当日になりました。これまでの試合では、いつも朝食を食べられなかったけれど、今回は力が出るようにがんばって食べました。会場は、羽村市スポーツセンターでした。集合時間の三十分前に着きましたが、もう師範がみえていたので、あわてて走っていき、あいさつしました。少し待って会場に入り、だんだんきんちょうしてきましたが、一回戦はかならず勝つぞ!という気合い、やる気がわいてきました。

試合会場にせい列すると、少年C小学四年生の部は全部で四人でした。トーナメント表がくばられて、一回戦の対戦相手が右田歩美先ぱいだとわかりました。ぼくは試合を待って並んでいる間、きんちょうしてドキドキしていたけれど、一生けんめい体を動かして、冷えないようにずっと体を動かしていました。

歩美先ぱいは、上砂のけい古や合同けい古でも、強くて高いけりがたくさんでてきて、いつも必死でガードをしているけれど、反動が強くて受け止めるので精いっぱいでした。

でも今回は、一回戦で負けるわけにはいかないと思って、必死で前に出ることをがんばって、けりと突きを一生けんめいに出しました。でも、えん長戦でも思うようにけりが出せなくて、突きだけになってしまったけれど、必死で前へ出た結果、なんとか勝つことができました。試合がおわると、ぼくは息が上がって、はぁはぁして、ずっと胸がドキドキしてとまりませんでした。

二回戦目が決勝戦になりました。相手は右田愛美先ぱいでした。愛美先ぱいはファイターで、けい古の時もどんどん積極的に前に出てきて、けりも突きもするどく出てきました。今回の試合でもそうでした。ただ強いだけでなく、突きが重くて当たった後もずっと痛かったです。ぼくも一生けんめい突きを出したけれど、先ぱいも一歩も引かずに出てきました。一生けんめいだった。とにかく必死だった。えん長戦になって打ち続けても、ヘロヘロになってもお互い引かずに打ち続けました。

試合中に、師範が審判をしながら「ガードが下がっている」「二人ともガードが下がっているからけりがはいるぞ」と声をかけてくれたが、下がらずに前に出ているために突きを出すのに必死でした。きつかった。当たってくれ!と必死で出した突きが、愛美先ぱいの腹に一発入った。手応えがあった。判定でぼくが勝ちました。でもどちらが勝ってもおかしくない試合だったと思います。

たった四人の中での優勝だったけれど、ぼくにとっては交流試合での優勝で、先ぱい達を相手に試合ができて勝つことができて、とても嬉しかったです。何よりきつくても途中であきらめてしまうことなく、試合を最後までがんばり続けることができた本当に久しぶりの試合でした。「ゼロに戻れてよかった」そんな気持ちでした。本当によかったです。

これからの課題は、顔面ガードをさげないこと。目線を下げないこと。そして、けりをだせるようになること。まだまだたくさんあります。また交流試合や他の道場の人達

 

と試合をする機会の時のためにも、前にイノシシのように出ていくだけの試合ではなく、技も出せるように毎日のけい古を真剣にたくさんしていきたいです。

師範、ウルリカ先生、先ぱい方、ごしどういただきありがとうございます。これからも一生けんめいがんばって行きますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 押忍。

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